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-10月-
  ノムラくんの知恵袋 其の63

マーク画像 着心地が優しいパイルニット。しかし・・・
   もともと秋・冬の素材としては、裏地を張り付けたパイルニットが主流でしたが、近年では、その優しい風合いや着心地の良さで夏物のパイルニットも多く出回ってます。

  ニットの基布にレーヨンなどの糸を緩く編み込みソフトな肌触りにしているため年齢や性別にかかわらずTシャツやカットソー、カーディガン、パジャマなどで人気の素材です。 パイルニット製品はニット製品の中でも薄く毛羽立ちがある風合いが特徴です。 そんな優しいパイルニットにも弱点があります。パイルが抜けやすいのです。
Point! ====>
パイルニット製品の加工方法とは
   毛が抜け落ちしやすいパイルニットには、大きく分けて2種類の加工方法があります。
1つ目の加工方法として、前述しました裏地を張り付ける方法があります。 これはバッキングと言い、毛が抜けにくいように裏打ち仕上げをします。秋・冬物など厚手の場合は問題ありませんが、生地がやや硬くなったりゴワゴワして風合いが損なわれるという欠点があります。
この欠点から夏物にはバッキングするわけにはいきません。
2つ目の加工方法として、 夏物には、毛抜け防止剤の接着樹脂で毛を固定する加工がされることが一般的です。
汗、引っ掛け、摩擦がパイルニットにとって3悪! 知恵袋イラスト
   別珍、ベルベットなどもパイル織物ですが、パイルニットはそれらよりも生地が伸縮しやすいため毛羽の抜け落ちが発生しやすい製品です。夏に直接肌が触れるように着用をすると『汗』が接着樹脂に浸透し、抜けやすくなります。また、ショルダーバッグのベルトやシートベルトなどで『摩擦』を受けるのもパイルニットを困らせる原因です。表面からバッグの金具や鍵で『引っ掛け』られるとたまりません。
優しいパイルニットは優しく扱いましょう!
   以上のように、組織がルーズな事を逆に活かし、柔らかく着心地が良い癒し系のパイルニットですが、一般に3年程度の寿命と言われています。せっかく購入した洋服です。3年しか付き合えないなら尚更、取扱いも丁寧にしたいものです。そこで、衣類を大切に扱う極意を3つ紹介します。

<1>.洗濯する際はネットに入れて洗いましょう。
<2>表面にホコリなどが付着しても粘着テープなどで取るのは避けましょう。
<3>着用中も『汗』『引っ掛け』『摩擦』には十分注意してください。
 
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Aのイラスト Bのイラスト
クイズ画像


正解例は こちら です。

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