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-5月-
  ノムラくんの知恵袋 其の58
マーク画像 衣類の防虫剤あれこれ
   衣替えの季節の必需品と言えば衣類用防虫剤。
一般的なものを大きく分けると、昔からあるパラジクロルベンゼン防虫剤と、におわないタイプのピレスロイド系防虫剤、それに樟脳やナフタリンがあります。それぞれに特徴があり、パラジクロルベンゼンはにおいが独特で害虫を寄せつけませんが殺虫作用はありません。ピレスロイドは逆に殺虫作用があり、害虫とその卵に作用しますが、人間に対しては副作用がほとんどなく安全性の高い防虫剤と言われています。
防虫剤は揮発すると空気より比重が重いため使用する際は洋服の上にのせることをお勧めします。
Point! ====>
化学反応を起こして大切な衣類が台無しに!
   ラメ糸やパールビーズ、箔を施したオシャレ衣類を保管する時は特に注意が必要です。
パラジクロルベンゼン防虫剤は『注意事項』として「塩化ビニールやスロール、アクリルなどの合成樹脂製品は化学反応を起こして変形することがある」という表示がしてあります。
ラメやアルミ箔など金属を使用している衣類は、酸化し光沢が無くなるおそれがあり、また、パールビーズの場合は樹脂や塗料が化学分解し、クリーニングをした時に剥離しやすくなります。ヒカリ物のゴージャスな衣類も保管の方法を一つ間違えれば台無しです。注意してください。
ピレスロイド系防虫剤がお勧めです。
   防虫剤には相性があります。基本的には異なる種類のものを併用するのは避けた方が良いでしょう。相性の悪いお互いが影響し、薬が溶けだして衣類にシミをつけたり変色の原因になるからです。樟脳、ナフタリン、パラジクロルベンゼンは併用できませんが、無臭の防虫剤として最近売れているピレスロイド系は他の防虫剤とも併用できます。ただし、ピレスロイド系防虫剤にも弱点はあり、銅や真鍮ボタンなどは黒ずませることがあります。
収納の際、タンスやケースに衣類を詰め過ぎず八分目位とし、防虫剤の使用量も多すぎず少なすぎず、商品の注意事項をお読みになり、適量にすると効果的です。
 
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